スミルナの大火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/22 02:09 UTC 版)
「ヌーレッディン・パシャ」の記事における「スミルナの大火」の解説
9月22日、ヌーレッディン・パシャは、第1軍司令官として、イズミルに入城した。ウトゥカン・コジャテュルクによると、ヌーレッディンはイズミル総督 (Askerî Vali)に任命されたという。 一方、参謀本部の資料などによると、第1軍団長イッゼッティン・パシャが総督に、 アブデュルハリク・ベイがイズミル県知事に任命されたという。 ヌーレッディン・パシャは、ギリシャ正教のスミルナ大主教クリュソストモスに出頭を命じ、その裏切りを責めた。そして、大主教を知事公邸から追い出し、ムスリム群集を招き、彼の扱いを委ねた。大主教はリンチにあって殺害された。 トルコの新聞記者ファーリフ・ルフク・アタイは、その時期、ムスタファ・ケマル・パシャにインタヴューするためにイスタンブールからイズミルを訪れたが、その日記に9月13日にはじまったスミルナの大火について記し、ヌーレッディン・パシャに責任があったと述べている。
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