ステブミ

デジタル大辞泉

すて‐ぶみ【捨（て）文】

読み方：すてぶみ

１ 「捨て訴(そ)」に同じ。

２ 自分の意見や他人の秘密を記し、道などに捨てておく無署名の文書。落書(らくしょ)。落とし文。

３ 心のこもらない、あいさつだけの手紙。

「いかなこと、—一つもやらず、さりとは気の強い女郎たち」〈浮・元禄大平記〉

歴史民俗用語辞典

捨文

読み方：ステブミ（ｓｕｔｅｂｕｍｉ）

江戸時代、訴状を評定所や奉行所などの役所などに捨てて訴願すること。

別名 捨訴(すてそ)