スカリッツの雷鳴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/16 00:34 UTC 版)
「スカリッツの戦い」の記事における「スカリッツの雷鳴」の解説
戦後、ベネデック大将はヨーゼフシュタットに向かう途上で夏の激しい雨に遭い、戦場の音が聞こえなかったので、この戦いについて何も聞き及んでいなかったと釈明した。これに対してラミンク中将は、ベネデック大将がスカリッツから3キロ西方のトレビゾフ(Trebisov)で午後1時半頃に自身と話し合っていた時、明確に戦闘騒音を聞くことが出来たと反論する。ここでラミンクは、目前で戦闘が「激しく進行中」であるためイチーン方面への進軍命令に抗議し、第8軍団を支援する許可を願い出ていたのである。しかし「ここで戦うより重大で優先的な理由」があるとされ、ベネデック大将に却下されている。 またベネデック大将もヨーゼフシュタットへ同行した士官に、プロイセン軍が再び来襲するであろうことを認めていた。
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