ジル・ビルヌーブ(カナダ)
スノーモービルでレースを始めた変わり種。1973年には4輪に転向しフォーミュラ・フォードでレースデビュー。その後フォーミュラ・アトランティックに進んでいくつかのタイトルを奪い、77年にはマクラーレンでイギリスGPにデビュー。型落ちのマシンだったが予選9位、決勝11位の結果を残した。しかしマクラーレンからはこの1戦のみの参戦。一方、このときの走りが注目されてフェラーリのナンバー2に抜擢され、同年の終盤2戦にはフェラーリで出走。78年からはレギュラードライバーとしてフル参戦を開始。凄まじくアグレッシブな走りはエンツォ・フェラーリに気に入られたが、チームオーダーに関して81年から僚友となったD.ピローニとの仲が険悪に。82年ベルギーGPの予選でのアクシデントで帰らぬ人に。F1通算67戦6勝。シリーズ成績は79年の2位が最高位。なお、カナダ・モントリオール郊外にあるサーキットには彼の名が付いている。
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