ジオグラフォス (小惑星)とは? わかりやすく解説

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ジオグラフォス (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 08:19 UTC 版)

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ジオグラフォス
(ゲオグラフォス)
1620 Geographos
ジオグラフォスのレーダー画像
仮符号・別名 1951 RA
分類 地球近傍小惑星(PHA)
軌道の種類 アポロ群
火星横断
発見
発見日 1951年9月14日
発見者 A. G. ウィルソン
R. ミンコフスキー
軌道要素と性質
元期:2008年5月14日 (JD 2,454,600.5)
軌道長半径 (a) 1.246 AU
近日点距離 (q) 0.828 AU
遠日点距離 (Q) 1.664 AU
離心率 (e) 0.336
公転周期 (P) 1.39 年
軌道傾斜角 (i) 13.34
近日点引数 (ω) 276.81 度
昇交点黄経 (Ω) 337.27 度
平均近点角 (M) 355.13 度
物理的性質
長短径 5.11 × 1.85 km
直径 (平均)2 km
自転周期 5.223 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 15.60
アルベド(反射能) 0.3258
色指数 (B-V) 0.862
色指数 (U-B) 0.471
Template (ノート 解説) ■Project

ジオグラフォス[1] またはゲオグラフォス[2] (1620 Geographos) は、アポロ群地球近傍小惑星火星横断小惑星。1951年にアルバート・ウィルソンルドルフ・ミンコフスキーパロマー天文台で発見した。ナショナルジオグラフィック協会に因んで名付けられた。

1994年、ジオグラフォスはここ2世紀の間で最も地球に近づいた。その距離はおよそ500万kmで、次にこれほど接近するのは2586年である。この時、ゴールドストーンにあるディープスペースネットワークの施設を用いてレーダー観測が行われた。その結果、ジオグラフォスは太陽系で最も細長い天体であることがわかった。

ジオグラフォスはS型小惑星である。ニッケルマグネシウムケイ素からなり、アルベドが大きい。

アメリカ合衆国が打ち上げたクレメンタインは、の探査を終えたのちジオグラフォスへ向かう予定だったが、スラスターの誤作動によって中止された。

出典

  1. ^ 主な小惑星の表”. 美星天文台. 2019年3月12日閲覧。
  2. ^ 天文現象カレンダー 2008年3月”. AstroArts. 2019年3月12日閲覧。

関連項目

外部リンク


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