ジェイミー・ウェストブルック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/25 15:59 UTC 版)
タンパベイ・レイズ(マイナー) | |
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AAA級トレド時代
(2022年7月6日) |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | アリゾナ州ギルバート |
生年月日 | 1995年6月18日(29歳) |
身長 体重 |
5' 9" =約175.3 cm 193 lb =約87.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手、二塁手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト3巡目 |
初出場 | 2024年6月2日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ![]() |
五輪 | 2021年 |
この表について
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獲得メダル | ||
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男子 野球 | ||
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オリンピック | ||
銀 | 2020 | 野球 |
ジェイミー・ウェストブルック(Jamie Westbrook, 1995年6月18日 - )は、 アメリカ合衆国アリゾナ州ギルバート出身のプロ野球選手(外野手、二塁手)。右投右打。MLBのタンパベイ・レイズ傘下所属。
2021年開催の東京オリンピック 野球 銀メダリスト。
経歴
プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代
2013年のMLBドラフト3巡目(全体150位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され[1]、予定していたペパーダイン大学への進学を取り止めプロ入り。2019年まで傘下のマイナーチームでプレーした。
独立リーグ時代

(2020年2月23日)
2020年1月6日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだが[2]、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催中止となったため、試合への出場がないまま6月26日に自由契約となった[2]。
その後、プレーの機会がないマイナーリーグの選手たちのために一時的に創設されたコンステレーション・エナジーリーグのシュガーランド・ライトニングスロースと7月に契約した。この年は27試合に出場して打率.294、5本塁打、17打点の成績を記録し、オフにチームMVPを受賞した[3]。
ブルワーズ傘下時代
2020年11月2日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結んだ[4]。
2021年は傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズで開幕を迎え、シーズン途中には東京オリンピックのアメリカ合衆国代表に選出された[5]。
タイガース傘下時代
2022年4月13日に金銭トレードでデトロイト・タイガースに移籍した[2]。このシーズンは傘下AAA級トレド・マッドヘンズでプレーした。オフにFAとなった。
ヤンキース傘下時代
2022年12月15日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ[6]。 2023年シーズンは傘下AAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで117試合に出場した。オフにFAとなった。
レッドソックス時代
2023年12月11日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び[7]、 スプリングトレーニングに招待選手として参加した[8]。2024年シーズンの開幕は傘下AAA級のウースター・レッドソックスで迎えたが、6月2日に40人ロースターに選出され、さらに自身初となるメジャー昇格も経験した[9]。同日のデトロイト・タイガース戦でメジャー初出場を果たし、初打席で四球を選んだ[10]。6月5日のアトランタ・ブレーブス戦では、メジャー初安打をジミー・ハーゲットから、翌日のシカゴ・ホワイトソックス戦では、初本塁打をジャレッド・シュスターからそれぞれ記録した。しかし、8月12日にミッキー・ガスパーなどを昇格させることに伴ってDFAとなり[11]、3日後にウェイバー公示を経てAAA級ウースターに降格となった[12]。オフの11月4日にFAとなった[13]。この年メジャーでは21試合に出場して打率は僅か.150ながら、2本塁打、7打点を記録した[2]。
レイズ傘下時代
2025年2月21日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[2][14]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | BOS | 21 | 48 | 40 | 4 | 6 | 2 | 0 | 2 | 14 | 7 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 1 | 14 | 0 | .150 | .234 | .350 | .584 |
MLB:1年 | 21 | 48 | 40 | 4 | 6 | 2 | 0 | 2 | 14 | 7 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 1 | 14 | 0 | .150 | .234 | .350 | .584 |
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 73(2024年)
代表歴
脚注
- ^ Alameda, Damien (2013年6月7日). “Dbacks take 8 on day two”. KOLD.com. 2024年6月8日閲覧。
- ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。
- ^ “Constellation Energy League Team MVPs”. web.archive.org (2020年9月21日). 2021年8月5日閲覧。
- ^ “Brewers' Jamie Westbrook: Finds new organization” (英語). CBSSports.com. 2021年8月5日閲覧。
- ^ “USA Baseball announces Olympics roster” (英語). MLB.com. 2021年8月5日閲覧。
- ^ Woodbery, Evan (2022年12月19日). “4 ex-Tigers agree to minor-league deals with new teams” 2024年6月6日閲覧。
- ^ “Transactions – Red Sox Roster & Staff”. MLB.com. Boston Red Sox (December 11, 2023). 2024年6月6日閲覧。
- ^ Dudek, Greg (2023年12月11日). “Red Sox Unveil List Of Non-Roster Invitees For Spring Training” 2024年6月6日閲覧。
- ^ Woodbery, Evan (2024年6月2日). “Former Tigers farmhand called up by Red Sox” (英語). mlive. 2024年6月6日閲覧。
- ^ Browne, Ian (2024年6月2日). “Westbrook feeling 'a lot of gratitude' after Major League debut” 2024年6月6日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2024年8月12日). “Red Sox Select Chase Shugart, Mickey Gasper; Designate Jamie Westbrook For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月26日閲覧。
- ^ Steve Adams (2024年8月15日). “Red Sox Outright Jamie Westbrook” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年1月25日閲覧。
- ^ Mark Polishuk and Nick Deeds (2024年11月3日). “12 Players Elect Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月26日閲覧。
- ^ Steve Adams (2025年2月24日). “Rays Sign Jamie Westbrook To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月26日閲覧。
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Jamie Westbrook (@jwesunderscore4) - Instagram
- ジェイミー・ウェストブルックのページへのリンク