シートの種類
シートの種類は分け方がいろいろあるが、座る位置での呼び方では前席、後席。RVなどは2列目席、3列目席など後席が増える。前席は運転席(ドライバーシート)、助手席(パッセンジャーシート)の区別がある。形状面からは2人以上が座れるベンチシートやそれを分割したセパレートシート。またヘッドレストが別体で差込み式のローバックシートやヘッドレスト一体のハイバックシート、座面と背もたれが一体のバケットシート、さらに子供用のチャイルドシートやベビーシートなどの各種。構造面からは固定式や取外し式、折りたたみ式、もっとも種類の多い調整式などがある。調整方法による種類については、シートアジャスターの項目で詳細が示されている。このほかRVの後席などは、回転対座式やフルフラットアレンジ、さらに折りたたみやはね上げ式など、各種バリエーション展開が可能なシート構造がみられる。またシートは安全にかつ長時間、ドライブにも疲れにくい構造が必要で、とくに衝突時の安全性を重要視して各国で法規制も行われている。疲労につながる乗り心地性能については上記調整機構の拡充を活用しながら、体圧分布や振動解析などのCAE技術を活用して、性能の向上と品質の安定化がはかられている。
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