シートの定員規格
日本の道路運送車両法では、1名分の座席寸法を「座面が幅380mm×奥行き400mm以上の面積をもち、座面上方の空間に400mm以上の幅を確保していること」と定めているほか、ヘッドレストや乗員拘束装置などに関する細かな保安基準と技術基準を満たすことが求められる。逆に、それらの規格を最低限満たせば、実際には大人が座るにはやや無理としても1名分のシートとしてカウントされる。例えば、後席座面の幅については760mm以上であれば2名掛けシート扱いになり、「+2」やオケージョナルシートなど、緊急用のシートも定員分として数えられることになる。
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