シンプル・ラブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 13:35 UTC 版)
「シンプル・ラブ」 | ||||
---|---|---|---|---|
大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション の シングル | ||||
初出アルバム『Rainbow』 | ||||
B面 | 今シルエットのように | |||
リリース | ||||
規格 | シングルレコード | |||
ジャンル | ポップス | |||
レーベル | フィリップス・レコード / 日本フォノグラム | |||
作詞 | 松本隆 | |||
作曲 | 佐藤健 | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
|
||||
大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション シングル 年表 | ||||
|
||||
「シンプル・ラブ」は、1977年4月5日に日本フォノグラム(現:ユニバーサル ミュージック ジャパン)より発売された大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイションの1作目のシングル(大橋純子のシングルとしては5作目)。
背景
″大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション″名義での最初のシングル。アルバム『Rainbow』と同時発売となった。大橋はこの曲で、マジョルカ音楽祭3位と、東京音楽祭世界大会 シルバー・カナリー賞ならびに外国審査員団賞受賞を果たした[1]。
元々大橋はアマチュア時代からバンドの中のボーカリストという立ち位置であり、何々バンドという正式な名前こそなかったものの、ほぼ固定のメンバーと共に活動していた[2]。ライブをやるにはまずバンドが必要で、それもスタジオ・ミュージシャンではなく、同じメンバーである程度熟れていないと自分の思っているビート感が出せなかった。そこで佐藤健に「やっぱりバンドをやりたい」と相談し、事務所にもその旨を伝え、当時のバンドメンバーや知り合いのミュージシャンに声を掛けて、″大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション″ は結成された[3]。
「シンプル・ラブ」は、後にシングル「ファンキー・リトル・クイニー」(1978年) のB面曲として英語バージョンで収録され[4]、「たそがれマイ・ラブ」の企画シングル (1979年) が発売された際にも、B面曲として収録された[5]。
収録曲
- Side B
-
今シルエットのように
- 作詞:松本隆 / 作曲・編曲:佐藤健
カバー
- シンプル・ラブ
- 牧野雅己 & O∞KAY(2005年2月2日) - アルバム『Flower Case』に収録[6]。
- 佐野公美(2010年8月4日)- カバーアルバム(Various Artists)『GET YOUR GROOVE ON』に収録[7]。
- PAPER MOON PROJECT (2023年4月26日) - 配信シングル「シンプル・ラブ feat. 佐々木詩織」[8]。
関連項目
脚注
出典
- ^ a b “バックバンド「美乃家」と活動の大橋純子 ヒット曲「シンプル・ラブ」で全国区に 近年の世界的ブーム〝シティポップ〟草分け的存在”. zakzak. 産経デジタル. 2025年5月10日閲覧。
- ^ “ハイレゾで聴く、大橋純子による初のスタジオ作品”. OTOTOY. 2025年5月10日閲覧。
- ^ 大橋 2009
- ^ “Junko Ohashi – Funky Little Queenie / Simple Love|Releases”. Discogs. 2025年5月17日閲覧。
- ^ “大橋純子 – たそがれマイ・ラブ / シンプル・ラブ - Vinyl (7", 45 RPM), 1979”. Discogs. 2025年5月17日閲覧。
- ^ “牧野雅己/フラワーケース”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2025年5月17日閲覧。
- ^ “Various – Get Your Groove On! - CD (Compilation, Stereo), 2010”. Discogs. 2025年5月17日閲覧。
- ^ “PAPER MOON PROJECT(ペーパームーン・プロジェクト)[シンプル・ラブ feat. 佐々木詩織:配信シングル]”. LIFE and MUSIC. テイチクエンタテインメント. 2025年5月17日閲覧。
参考資料
- 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション『Rainbow』(再発盤・ライナーノーツ)Universal Music Japan、2009年6月10日。UPCY-6529。
外部リンク
- シンプル・ラブのページへのリンク