シングルレベルストア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 06:53 UTC 版)
「Domain/OS」の記事における「シングルレベルストア」の解説
この方式では、ストレージ階層化を行わない。プライマリストレージは、プライマリストレージが、メインメモリ+ディスクのフリースペースとなる。そのため、プライマリストレージは可変長記憶システムとなっている。つまり、実行状況で変化する。 ファイルシステムには、その場所を示す「特別なアドレス」が割り当てられる。特別なアドレスは、OSにより表現が違うのみで機能的に同一である。 プログラムの実行には、プライマリストレージに、「特別なアドレス」をマップすることで実行される。このため、プライマリストレージへの転送がないため、実行が高速である。さらに、スワップエリアを専用で持つ必要がない。 なお、「特別なアドレス」の範囲が機器単体で管理される範囲としている。Multics (Multiplexed Information and Computing Service) やIBM System/38,AS/400等ではこの方式を採用している。
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