シングルピボット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 17:13 UTC 版)
「キャリパーブレーキ」の記事における「シングルピボット」の解説
サイドプルの基本的な形態である。1970年代から1980年代にかけて、ロードレース用のブレーキといえばこのタイプであった。現在では主にシティサイクル等の前輪ブレーキとして使われ、安価な自転車用のブレーキとされるが、ダブルピボットよりも軽量なために、例外的にレース用の高級なシングルピボットも少数ながら残っている。 制動力がダブルピボットに比べると弱く、左右のブレーキアーチとブレーキ本体がまとめて一本のボルトで固定されているので、動作のバランスにやや難がある。安価なものだとバランスの悪さから片効き状態になりやすい傾向がある。品質の高い製品ならば、適切な整備によって片効き解消は可能であり、必ず片効きが起こるわけではない。
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