シュピーゲルスルスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 19:39 UTC 版)
「マールブルク」の記事における「シュピーゲルスルスト」の解説
シュピーゲルスルストという名前は、19世紀にマールブルクに学び、かつては「ケーラース・ルーエ」と呼ばれていたこの広場をハイキングの目的地となる行楽地に造り替えたシュピーゲル男爵ヴェルナーに由来する。ここはロマン主義の時代からハイキングの目的地として愛好され、観光化された。初めにあずまやが造られ、その後食堂に拡大された。1989年までは市の所有であったが、当時の借地者によって買い取られ、現在のように観光地化された。 シュピーゲルスルストはカイザー・ヴィルヘルム塔(ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世にちなんで名付けられた)から 200 m 離れている。シュピーゲルスルスト塔とも呼ばれるこの塔はラーンベルクの上に建つ展望塔である。ドイツ統一と普仏戦争(1870年 - 1871年)を記念するための塔の建設資金を募る基金が1872年に設けられた。1876年3月12日から13日にかけての夜に、完成間近であったこの塔を崩壊させる嵐が起きた。高さ 36 m のこの塔は、その14年後にやっと完成した。完成式典は1890年9月2日に挙行された。
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