シャトル運行再開後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 15:20 UTC 版)
「国際宇宙ステーション長期滞在一覧」の記事における「シャトル運行再開後」の解説
2006年7月4日、運行再開後2便目となるスペースシャトルSTS-121が3人目の長期滞在者を輸送し、ISSは3人滞在体制に復帰した。以後は、ソユーズで到着した2名は乗ってきたソユーズで帰還し、新しいソユーズに乗ってきた2名はソユーズの寿命と同じ6ヶ月間滞在する体制が続いた。3人目のクルーはスペースシャトルで交代するため、他の2名が交代する際もISSに引き続き滞在した。このため、ソユーズで交代する2名の期間を長期滞在のチームの区切りとしており、長期滞在チームが入れ替わるときに滞在している3人目のクルーは、前後の長期滞在チームに所属する。また第16次長期滞在では、期間中にスペースシャトルによる交代が3回も行われたため、全部で6名ものクルーがチームに所属している。 ソユーズを交換する際に搭乗する長期滞在クルーは2名なので、タクシークルー1名を搭乗させることができる。これを利用した宇宙旅行が復活したほか、韓国やマレーシアによる宇宙ステーション短期滞在も実現した。
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