シアン化水銀(II)
シアン化水銀(I)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/04 08:18 UTC 版)
「シアン化水銀(II)」の記事における「シアン化水銀(I)」の解説
シアン化水銀には、+2価の化学式Hg(CN)2と表されるシアン化水銀(II)だけではなく、+1価の化学式Hg2(CN)2と表されるシアン化水銀(I)も存在する。シアン化水銀(I)は、水銀(I)イオンの水溶液にシアン化カリウム水溶液などを滴下したときに生じるが、この物質は不安定であり、ただちに分解してシアン化水銀(II)と水銀になる。 Hg 2 ( CN ) 2 ⟶ Hg ( CN ) 2 + Hg {\displaystyle {\ce {Hg2(CN)2->{Hg(CN)2}+Hg}}}
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