ザ・ファン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/11 04:20 UTC 版)
ザ・ファン The Fan |
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著者 | ピーター・エイブラハムズ | |
訳者 | 中津悠 | |
発行日 | ![]() ![]() |
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ジャンル | サイコスリラー | |
国 | ![]() |
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言語 | 英語 | |
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『ザ・ファン』(原題: The Fan)は、ピーター・エイブラハムズが1995年に発表した小説。日本では1996年に早川書房より中津悠の翻訳で出版された。
ストーリー
サンフランシスコ・ジャイアンツのスラッガー・ボビーの大ファンであるギルは、別れた妻エレンの下にいる息子リッチーをチーム開幕戦に誘った。しかし仕事の遅延などで息子を置き去りにしてしまったギルは、激怒したエレンの申請により裁判所から「息子への接近禁止」処分を受けてしまう。
会社からも解雇され、失意の日々を送るギルにとってボビーは唯一の心の拠り所となった。だがそのボビーも大スランプに陥ってしまう。激励のためにボビー宅に電話したギルは、そこでボビーがあっさり受話器を取って彼と話をしたことで、さらなる親近感を覚えるようになった。そして、スランプの原因は「チームメイトでライバル打者であるプリモの存在」であるとし、プリモを刺殺する。
その後スランプを脱出したボビーだが、海で溺れていた息子がギルによって助けられるも、そのまま誘拐されてしまった。その後ギルから電話があり、「俺のためにホームランを打て。でなければ息子は殺す。」という内容であった。
登場人物
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出版情報
映画
1996年、トニー・スコット監督、ロバート・デ・ニーロとウェズリー・スナイプス主演で映画化された。
脚注
外部リンク
固有名詞の分類
映画作品 |
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アメリカ合衆国の映画作品 |
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サスペンス映画 |
扉の影に誰かいる カプリコン・1 ザ・ファン 完全犯罪クラブ ケース39 |
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