サービス・プロバイダのタイプ別モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 06:24 UTC 版)
「サービス・プロバイダ」の記事における「サービス・プロバイダのタイプ別モデル」の解説
ITILでは、サービス・プロバイダには以下3タイプが存在すると定義している。 Type1(内部サービス・プロバイダ)自社内の1部門が自社向けにサービスを提供するタイプ。 (例)▲■商社の情報システム部は、各部門が様々なシステムを円滑に構築できるようクラウドサービスを提供している。 Type2(シェアド・サービス・プロバイダ)自社内の複数部門が共同でひとつのサービスを構築し、自社向けに提供する。Type1との違いは複数の部門が共同でサービスを管理している点にあり、それ以外には違いがない。 (例)▲■商社では、人事部と総務部、財務部が共同で社員向けイントラサイトを提供しており、そこからWeb給与明細や各種申請、会議室予約や資産管理まで行うことが可能となっている。 Type3(外部サービス・プロバイダ)自社内で構築したサービスを他社へ提供する。なお、他社が構築・運用していたシステムの管理代行もこれにあたる。 (例1)▲■商社は、○○総合病院に対してブラウザから打ち込むことでカルテ管理の効率化が望める電子カルテサービスを提供した。 (例2)▲■商社は、××ショッピングモールの親会社が自社運営していたECサイトの運営を代行している。
※この「サービス・プロバイダのタイプ別モデル」の解説は、「サービス・プロバイダ」の解説の一部です。
「サービス・プロバイダのタイプ別モデル」を含む「サービス・プロバイダ」の記事については、「サービス・プロバイダ」の概要を参照ください。
- サービス・プロバイダのタイプ別モデルのページへのリンク