サラゴサ - ウエスカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 14:21 UTC 版)
「マドリード-バルセロナ-フランス国境高速鉄道線」の記事における「サラゴサ - ウエスカ」の解説
マドリード - リェイダ間の線路建設と同時に、サラゴサ - タルディエンタ(スペイン語版、アラゴン語版)間の線路も二重化され、その駅まで標準軌の線路とイベリアゲージの線路が並行して走るようになった。そこからウエスカまでは、多目的まくらぎと、標準軌やイベリアゲージの車軸を持つ列車が同じ線路を走れるようにする三線軌条を設置して、線路をリニューアルした。 このように、この改良が完了した後は、マドリードとウエスカを結ぶAVE列車が毎日運行され、グアダラハラ・イェベス駅(スペイン語版)、カラタユー駅、サラゴサ・デリシアス駅、タルディエンタ駅(スペイン語版、アラゴン語版)、ウエスカ駅(英語版、スペイン語版)に停車する高性能路線が誕生した。その後、1日2本の列車(うち1本はサラゴサのみに停車する準直通列車)に拡大された。 なお、この区間は高速鉄道線ではなく、標準軌の列車(AVEがこのゲージを採用しているため)に対応した線路であり、Alvia列車に共通の特徴である軌間可変機構を必要とせず、これらの列車が市内に直接アクセスできるようになっているが、最高速度が低下するというデメリットがあることに注意が必要である。
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