サムの息子事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:30 UTC 版)
「デビッド・バーコウィッツ」の記事における「サムの息子事件」の解説
1976年から1977年にかけて、ニューヨークで若い女性やカップルら13人を.44口径の回転式拳銃であるチャーターアームズ・ブルドッグやショットガンで銃撃して5人を殺害、また1人を刺殺し、8人に重軽傷を負わせた。 被害者に性的暴行を加えておらず、金品も奪わなかったが「サムの息子(Son of Sam)」 という名でマスコミや警察に支離滅裂な内容の手紙を送りつけた。 1977年8月10日、ニューヨークに隣接するヨンカーズで逮捕される。その後、殺人とともに2000件の放火を自供、その模様を詳しく記録していた。 裁判では、弁護側は精神異常による無罪を主張したが、陪審は有罪を評決し、ニューヨーク州に死刑がなかったため懲役365年となった。現在も模範囚として服役している。
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