コープこうべ撤退問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 02:19 UTC 版)
「フレンテ西宮」の記事における「コープこうべ撤退問題」の解説
核テナントであるコープデイズについては、開業当初は目立った競合店舗は存在しなかったものの、震災後に開業したアクタ西宮を始め、ららぽーと甲子園、エビスタ西宮、コロワ甲子園(前身のプランタン甲子園は1993年開業、1995年にダイエー甲子園店に名称変更・直営化しダイエー旗艦店として成長)といった大型ショッピングセンターが相次いで開業したことや、市南部の臨港線沿いにコーナンやマルナカなどが出店したことで客足が大きく落ち、その後は赤字経営を強いられることとなった。 特に阪急西宮ガーデンズの開業が決定打となり、コープこうべは「これ以上の収支改善は望めない」として、2009年3月末を以ってフレンテ西宮から全面撤退することを西宮市側に伝えた。市としては当初は了承したものの、これを知った近隣住民が市長に撤退撤回を求める陳情を出すなど猛反発したため、最終的に地階(食料品)と1階(日用品)は営業を継続することとし、2階(服飾)・3階(家庭雑貨)のコープこうべ保有床を西宮市が買い上げることで決着した。なお、コープの撤退した2階・3階部分についてはニトリが新規開業している。
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