コードと乱数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 21:26 UTC 版)
「コード (暗号) 」とは、英単語のようなある程度まとまった情報を単位として符号を割振る形式の暗号であり、次節のサイファーと対置される。一例としては「敵艦隊見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、これを撃沈 滅せんとす」という平文を「(アテヨイカヌ)ミユトノケイホウニセツシ(ノレツヲハイ)タダチニ(ヨシス)コレヲ(ワケフウメル)セントス」という暗文とするような暗号である(原文は略)。この例では「(仮名3文字)」のコードのうち2文字目が原文を連想させるようなものになっているのは扱いの簡便さが目的だが、暗号としてはそのぶん弱いといえる。これを、乱数(字の場合は「乱字」とも言う)によってランダムに割振ることで、推測を難しくできる。
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