孔枝泳
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孔 枝泳 | |
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2005年
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誕生 | 1963年1月31日(62歳)[1]![]() |
職業 | 小説家[2] |
言語 | 朝鮮語 |
教育 | 延世大学校英文学科卒[1] |
活動期間 | 1988年[2] - |
ジャンル | 小説 |
主な受賞歴 | 李箱文学賞(2011) |
デビュー作 | 「동트는 새벽[2] (日の上る夜明け)」 |
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孔 枝泳 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 공지영 |
漢字: | 孔枝泳[1] |
発音: | コン・ジヨン |
英語表記: | Kong Ji-young[1] |
孔 枝泳(コン・ジヨン、공지영、1963年1月31日 - )は、韓国の女性小説家。386世代の作家の一人。
経歴
1987年12月の大統領選挙に際し、不正投票に反対するデモに参加し、警察に逮捕され、留置所に入れられる。この時の体験を1988年、『日の上る夜明け』という短編小説に書き、文壇デビューした[3]。
2005年、『私たちの幸せな時間』を発表。同作は翌2006年にカン・ドンウォン主演で映画化された。また、2008年に佐原ミズにより漫画化され週刊コミックバンチにて連載。単行本が発売されている。
2006年、『愛のあとにくるもの』という辻仁成とのコラボレーション作品を発表した。
2001年に韓国小説家協会韓国小説文学賞受賞、2004年に第12回オ・ヨンス文学賞、2011年に李箱文学賞を受賞。
2017年の韓国大統領選挙では文在寅を支持した[4]。元法務部長官の曹国について、家族の不正入学疑惑や、不正投資疑惑が起こった時、孔は、曹を積極的に擁護した[5]。
邦訳
- 『サイの角のようにひとりで行け』(新幹社、石坂浩一訳)1998年
- 『愛のあとにくるもの』(幻冬舎、きむふな訳)2006年
- 『私たちの幸せな時間』(新潮社、蓮池薫訳)2007年
- 『楽しい私の家』(新潮社、蓮池薫訳)2010年
- 『トガニ 幼き瞳の告発』(新潮社、蓮池薫訳)韓国で2011年に、日本で2012年に公開された同名映画の原作
脚注
- ^ a b c d e 공지영 (コン・ジヨン) chosun.com 포커스 인물 (フォーカス 人物)(朝鮮語) 2011年9月8日閲覧。
- ^ 柏原登希子、栗原順子 (2012年8月5日). “『トガニ』を書いた、韓国のベストセラー作家 孔枝泳さん”. ふぇみん. 2025年3月18日閲覧。
- ^ “「SC초점」 "이 후보가 대통령 돼야" 대선판에 뛰는 ★들”. スポーツ朝鮮. (2017年5月1日) 2017年7月15日閲覧。
- ^ “「親日」叫べば護衛武士が登場…よく似たチョ・グク事態と尹美香事態”. 中央日報. (2020年5月30日) 2020年5月30日閲覧。
固有名詞の分類
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