孔枝泳とは? わかりやすく解説

孔枝泳

(コン・ジヨン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 01:38 UTC 版)

孔 枝泳
2005年
誕生 (1963-01-31) 1963年1月31日(62歳)[1]
韓国ソウル市[1]
職業 小説家[2]
言語 朝鮮語
教育 延世大学校英文学科卒[1]
活動期間 1988年[2] -
ジャンル 小説
主な受賞歴 李箱文学賞(2011)
デビュー作 동트는 새벽[2] (日の上る夜明け)」
ウィキポータル 文学
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孔 枝泳
各種表記
ハングル 공지영
漢字 孔枝泳[1]
発音: コン・ジヨン
英語表記: Kong Ji-young[1]
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孔 枝泳(コン・ジヨン、공지영1963年1月31日 - )は、韓国の女性小説家。386世代の作家の一人。

経歴

ソウル市麻浦区生まれ。延世大学校英文学科卒業。

1987年12月の大統領選挙に際し、不正投票に反対するデモに参加し、警察に逮捕され、留置所に入れられる。この時の体験を1988年、『日の上る夜明け』という短編小説に書き、文壇デビューした[3]

2005年、『私たちの幸せな時間』を発表。同作は翌2006年にカン・ドンウォン主演で映画化された。また、2008年に佐原ミズにより漫画化され週刊コミックバンチにて連載。単行本が発売されている。

2006年、『愛のあとにくるもの』という辻仁成とのコラボレーション作品を発表した。

2001年に韓国小説家協会韓国小説文学賞受賞、2004年に第12回オ・ヨンス文学賞、2011年に李箱文学賞を受賞。

2017年の韓国大統領選挙では文在寅を支持した[4]。元法務部長官の曹国について、家族の不正入学疑惑や、不正投資疑惑が起こった時、孔は、曹を積極的に擁護した[5]

邦訳

脚注

  1. ^ a b c d e 공지영 (コン・ジヨン) chosun.com 포커스 인물 (フォーカス 人物)(朝鮮語) 2011年9月8日閲覧。
  2. ^ a b c 인물정보(人物情報) NAVER(朝鮮語) 2011年9月8日閲覧。
  3. ^ 柏原登希子、栗原順子 (2012年8月5日). “『トガニ』を書いた、韓国のベストセラー作家 孔枝泳さん”. ふぇみん. 2025年3月18日閲覧。
  4. ^ “「SC초점」 "이 후보가 대통령 돼야" 대선판에 뛰는 ★들”. スポーツ朝鮮. (2017年5月1日). http://v.entertain.media.daum.net/v/20170501174208481 2017年7月15日閲覧。 
  5. ^ “「親日」叫べば護衛武士が登場…よく似たチョ・グク事態と尹美香事態”. 中央日報. (2020年5月30日). https://japanese.joins.com/JArticle/266499 2020年5月30日閲覧。 




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