コンピュータ内部のタイマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 00:01 UTC 版)
「タイマー」の記事における「コンピュータ内部のタイマー」の解説
以下のいずれか、あるいはワンショットなど、いろいろ設定可能なものも多い。 インターバルタイマ 一定間隔で何らかのシグナルをシステムに対し発生する(一般には割り込みのことが多い)機構。一般にオペレーティングシステムはリアルタイムクロックで時刻を取得した後はこのインターバルタイマの割り込みを使って内部時刻をアップデートしていく。オペレーティングシステム(以下、OS)がプリエンプションの契機として使用したり、OS自身のさまざまな定期処理(ページ置換アルゴリズム、デーモンの定期的処理など)や、デバイスドライバなどにOSが提供するタイマ(例えば、機器の故障により処理要求がタイムアウトしたと判断するためなど)の元としても使われる。 ウォッチドッグタイマー コンピュータシステムの正常動作を確認するための機構。オペレーティングシステムがウォッチドッグタイマに対して一定間隔で書き込みを行い、万が一その書き込みが規定期間内に一定回数以上行われなかったときには、システムがハングアップ(具体的にはインターバルタイマからの割り込みがマスクされた状態で動作し続けている)と判断してシステムをリセットする。組み込みシステムなどで使われることが多い。 タスクスケジューラ WindowsのOSレベルのタイマー機能。設定された日時、曜日時刻などにタスクが自動的に起動する。
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