コンバルー山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 02:31 UTC 版)
「ロックフォール (チーズ)」の記事における「コンバルー山」の解説
コンバルー山はロックフォール=シュル=スールゾン村の南側(北緯43度58分33秒 東経2度58分57秒 / 北緯43.975869度 東経2.982413度 / 43.975869; 2.982413)に位置する、石灰岩質の小高い山である。頂上が平坦でその端がそり上がっている形状を鞍(コンバロ)になぞらえて命名された。山の頂上の平坦な地点には牧場があり、ヒツジが草を食む姿も見られる。 太古の昔、山の北面が3度ほど崩落し、洞窟が形成された。この洞窟には通風孔の役目をはたす亀裂が多数存在する。ロックフォールチーズ用の洞窟熟成庫は、この亀裂をうまく利用することにより、通気が保たれ、湿度と温度が年間を通じて一定になるよう設置されている。 ロックフォールに用いる青カビはペニシリウム・ロックフォルティ (Penicillium roqueforti ) といい、この洞窟にのみ存在する種である。
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