コンスタンティノープル総主教庁との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 00:55 UTC 版)
「ロシア正教会の歴史」の記事における「コンスタンティノープル総主教庁との関係」の解説
1991年にウクライナがソビエト連邦から独立して以降、ウクライナ独立正教会およびウクライナ正教会・キエフ総主教庁の承認を巡って、モスクワ総主教庁とコンスタンティノープル総主教庁の対立が続いていた。また、1996年にはエストニアにおける正教会の管轄権を巡って、コンスタンティノープル総主教庁とロシア正教会が短期間ながら断交した。 2018年10月11日、コンスタンティノープル総主教庁は上記ウクライナ2教会の独立承認を発表し、12月15日には両教会が合同して新生ウクライナ正教会が結成された。これに反発したロシア正教会は聖シノド(宗務院)の決定に従い、同年10月15日を以って、コンスタンティノープル総主教庁とのフル・コミュニオン(相互領聖)関係を断絶した。 それに伴い、モスクワ総主教座に所属する自治正教会である日本ハリストス正教会も、同年10月18日を以って、ロシア正教会の決定に従いコンスタンティノープル総主教庁と断交した。 詳細は「モスクワとコンスタンティノープルの断交」を参照
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