コベントリー・クライマックス
イギリスのレーシングエンジンメーカー。もともとは1903年創立という歴史のある汎用エンジンのメーカーだったが、50年代前半に消火ポンプ用をベースにレース用エンジンを開発したことをきっかけに、レースとかかわるようになった。50年代後半からは、初めてレース専用に開発した直列4気筒、FPFでF1に参戦し、これを搭載したクーパーが59、60年のチャンピオンに輝いた。また、60年代前半の1.5LF1では、V型8気筒のFWMVがロータスやブラバムに供給され、63、65年のロータスのタイトル獲得の原動力となった。だが、財政難から65年の1.5LF1終了を機にレース界を去った。
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