コネクシウィスパエラ・カリダ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 14:33 UTC 版)
コネクシウィスパエラ・カリダ(Conexivisphaera calida)は、2019年に報告された好熱性古細菌である。16S rRNA配列より、タウム古細菌門に属すものの、綱レベルで既知の種とは異なるとされる[2]。他の多くのタウム古細菌がアンモニア酸化(亜硝酸菌)を行うのに対し、本古細菌は嫌気性で、従属栄養的に増殖することが異なっている[2]。
- ^ Shingo, Kato, et al. (2021). “Conexivisphaera calida gen. nov., sp. nov., a thermophilic sulfur- and iron-reducing archaeon, and proposal of Conexivisphaeraceae fam. nov., Conexivisphaerales ord. nov., and Conexivisphaeria class. nov. in the phylum Thaumarchaeota”. Int J Syst Evol Microbiol . 7 (1). doi:10.1099/ijsem.0.004595.
- ^ a b c “難培養アーキア(古細菌)の分離培養に成功 -「微生物ダークマター」の一端を解明-”. 理化学研究所. 2019年7月6日閲覧。
- ^ a b c d e f Shingo, Kato, et al. (2019). “Isolation and characterization of a thermophilic sulfur- and iron-reducing thaumarchaeote from a terrestrial acidic hot spring”. ISME J.. doi:10.1038/s41396-019-0447-3.
- ^ 推定では66℃
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