コアコンポーネントおよびライブラリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 02:42 UTC 版)
「systemd」の記事における「コアコンポーネントおよびライブラリ」の解説
systemdは統合されたアプローチに従い、起動シェルスクリプト、pm-utils、inetd、acpid、syslog、watchdog、cronおよびatdなどの様々なデーモンやユーティリティの代替も提供する。systemdのコアコンポーネントには以下が含まれる: systemdはLinuxオペレーティングシステム用のシステムおよびサービスマネージャである。 systemctlはsystemdのシステムおよびサービスマネージャの状態を監視し制御できる。 systemd-analyzeはシステムブートアップパフォーマンス統計を決定し、システムおよびサービスマネージャからの他の状態と追跡情報を回収することために使うことができる。 MACHINECTLsystemdはプロセス識別子 (PID) ではなくLinuxカーネルのcgroupsサブシステムを使うことでプロセスを追跡する。このため、デーモンは2回forkしてもsystemdから逃れることができない。systemdはcgroupsだけを使うのではなく、ソフトウェアコンテナの作成と管理を容易にするユーティリティプログラムであるsystemd-nspawnとmachinectlによりcgroupsを強化する。バージョン205から、systemdはそのLinuxカーネルcgroupsへのAPIであるControlGroupInterfaceも提供する。Linuxカーネルcgroupsはkernfsをサポートするよう改造されており、さらに統一された階層構造をサポートするよう修正中である。
※この「コアコンポーネントおよびライブラリ」の解説は、「systemd」の解説の一部です。
「コアコンポーネントおよびライブラリ」を含む「systemd」の記事については、「systemd」の概要を参照ください。
- コアコンポーネントおよびライブラリのページへのリンク