グレードによる違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 06:40 UTC 版)
「キャブタイヤケーブル」の記事における「グレードによる違い」の解説
グレード(クラス・種)によって、ケーブルの頑丈さが変わる。 1種 天然ゴムのみ。 2種 最も使用されており、2種キャブタイヤケーブルというと、2PNCTを指すことが多い。 この1種と2種のグレードが最も汎用的な低圧用で、屋内で使用されることが多いが屋外でも使用可能。 3種 シースの中間に補強層があるため、絶縁体およびシースが2種より厚くなる。そのため、耐衝撃性、耐磨耗性に優れているが「可とう性」が悪くなる。主に損傷を受ける恐れが高い場合に使用される。防爆器具等の給電用に使用されている。 4種 線心の間にクレードルコア(座床)が入るため、シースが3種よりも厚くなる。そのため、3種よりも更に耐衝撃性、耐摩耗性に優れている。炭鉱におけるコールカッタなどの、超過酷な状況に置かれる場合に使用されている。
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