グレゴリウス11世による十字軍宣言
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「スウェーデン・ノヴゴロド戦争」の記事における「グレゴリウス11世による十字軍宣言」の解説
1370年代に、ボスニア湾を支配しようとしたスウェーデンの試みに対し、ノヴゴロド側は、オウル川デルタ周辺への築城を余儀なくされた。スウェーデンもまた、付近に築城することでこれに応じた。1377年ノヴゴロド軍がスウェーデン側の城を攻撃したが、これを占拠することはできなかった。翌1388年、ローマ教皇グレゴリウス11世は両国の紛争に干渉し、ノヴゴロドに対する十字軍開始の教皇勅書を公表した。これにより、ノヴゴロド側はフィンランド西海岸を放棄せざるを得なかった。その後、1392年、1411年に軍事衝突が起きている。
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