グリフォン・ニヴェルネ・ド・プチ・タイユ
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「グリフォン・ニヴェルネ」の記事における「グリフォン・ニヴェルネ・ド・プチ・タイユ」の解説
グリフォン・ニヴェルネ・ド・プチ・タイユ(Griffon nivernais de Petite Taille)は、フランス原産のセントハウンド犬種である。上で説明したグリフォン・ニヴェルネの小型版犬種で、「プチ・タイユ」の名はそのまま「プチ・タイプ」に通じる意味を持つ。ニヴェルネ誕生の際、セント・ルイス・グレイ・ドッグのサイズを落とすために、小さめのグリフォン犬種が掛け合わされ、ニヴェルネは先祖よりもサイズが小さめの犬種として仕上がった。しかし、初期のうちはサイズ(体高)の幅が広かったため、2つのサイズ階級が設けられた。その大きい方が通常サイズのニヴェルネ、小さい方がこのプチ・タイユである。 主にパックでイノシシの臭いを追跡し発見、仲間同士で協力して仕留めることを仕事とした。体が小さい分力こそニヴェルネに勝らないが、扱いやすく、えさ代もあまりかからなかったため人気があった。しかし、はじめからニヴェルネのほうが人気が高く、プチ・タイユはフランス革命の動乱によって絶滅してしまった。 外見上の特徴は毛色がブルー・アンド・タンの犬もいたということと、サイズが小さかったこと以外はほとんど変わりが無い。体高43〜53cmの中型犬であった。
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