クロンキスト体系の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 02:37 UTC 版)
クロンキスト体系では23属300種ほどの木本を含む。日本にはスグリ属とズイナ属(Itea)が分布する。 かつてはユキノシタ科に含められていたが、ユキノシタ科はかなり異なる多数の系統からなると考えられるようになり、分離された。 近年の研究では、上記のスグリ科自体も多系統であるとされている。APG植物分類体系ではユキノシタ目のほか、ニシキギ目、モチノキ目、ナス目など様々な系統の中に分けられており、スグリ科はスグリ属だけに限定された。 以下にクロンキスト体系におけるスグリ科に含まれる属と、それらのAPG体系における所属目・科を示す。 ユキノシタ目:Grossulariaceae スグリ科(APG体系):Ribes スグリ属(Grossularia 属を分ける考えもある) Iteaceae ズイナ科:Itea ズイナ属 Choristylis Tetracarpaeaceae科:Tetracarpaea Pterostemonaceae科:Pterostemon ナス目:Montiniaceae モンティニア科:Grevea Montinia ニシキギ目:Celastraceae ニシキギ科:Brexia Ixerba Roussea モチノキ目:Phyllonomaceae科:Phyllomona 真正キク類II(目は未定):Tribelaceae科:Tribeles Escalloniaceae エスカロニア科:Abrophyllum Anopterus Argophyllum Carpodetus Corokia Cuttsia Escallonia Forgesia Polyosma Quintinia Valdivia
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