クロロフレクサス亜目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/02 04:33 UTC 版)
「緑色非硫黄細菌」の記事における「クロロフレクサス亜目」の解説
クロロフレクサス科/Chloroflexaceae Chloroflexus 属 Chloroflexus aurantiacusとChloroflexus aggregansの2種が知られており、共に好熱性で日本の温泉(箱根、奥鬼怒など)から分離・命名されている。通性嫌気性生物であり、嫌気条件では光合成の電子供与体として主に有機物を利用して光合成従属栄養を営み、水素と二酸化炭素を含む嫌気条件では独立栄養で増殖し、好気条件では化学合成従属栄養で生育する。 オスキロクロリス科/Oscillochloridaceae Chloronema giganteum クロロソームにはバクテリオクロロフィル c ではなく d が含まれている。 Oscillochloris 属 O. chryseaとO. trichoidesの2種が知られている。中温性で偏性嫌気性である。光合成従属栄養によって生育するが、硫化物イオンを電子供与体として光合成独立栄養を営むことができる。
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