クレベール・メンドンサ・フィリオとは? わかりやすく解説

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クレベール・メンドンサ・フィリオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 11:17 UTC 版)

Kleber Mendonça Filho
クレベール・メンドンサ・フィリオ
2025年
生年月日 (1968-11-22) 1968年11月22日(56歳)
出生地 ブラジル
ペルナンブーコ州レシフェ
職業 映画監督脚本家映画プロデューサー
活動期間 1997年 -
配偶者 エミリー・レスクロー
主な作品
バクラウ 地図から消された村
受賞
カンヌ国際映画祭
監督賞
2025年The Secret Agent
審査員賞
2019年バクラウ 地図から消された村
国際映画批評家連盟賞
2025年『The Secret Agent
ニューヨーク映画批評家協会賞
外国語映画賞
2019年『バクラウ 地図から消された村』
その他の賞
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クレベール・メンドンサ・フィリオKleber Mendonça Filho1968年11月22日 - )は、ブラジルレシフェ出身の映画監督脚本家映画プロデューサーである。

キャリア

1990年代後半から映画監督としての活動をスタートさせ、ドキュメンタリーやフィクションなどで多数の短編映画を制作する。

2012年の『Neighboring Sounds』は自身としては初となる長編劇映画監督作となり、第85回アカデミー賞ではブラジルの代表作品として外国語映画賞にエントリーされた。

2016年の監督作『アクエリアス』で、第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に初参加を果たし、パルム・ドールを競った。また、アメリカのインディペンデント・スピリット賞やフランスのセザール賞でも外国映画賞にノミネートされた[1][2]。その翌年の第70回カンヌ国際映画祭では、批評家週間部門の審査員長を務めた[3]

2019年、ジュリアーノ・ドルネレスと共同監督・共同脚本を務めた『バクラウ 地図から消された村』が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞を受賞[4]。更に2025年には『The Secret Agent』も第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。自身の監督賞と主演を務めたワグナー・モウラ男優賞2冠を受賞した[5][6]

フィルモグラフィー

脚注

  1. ^ Nogueira, Renata (2016年11月22日). “Kleber Mendonça sobre "Aquarius" no Oscar independente: "Vamos aos poucos"” (ポルトガル語). 2017年2月23日閲覧。
  2. ^ 'Aquarius' é indicado a melhor filme estrangeiro no César, o 'Oscar francês'” (ポルトガル語) (2017年1月25日). 2017年2月23日閲覧。
  3. ^ Jurys 2017” (英語). Critics' Week. 2021年7月15日閲覧。
  4. ^ Carlos Heli de Almeida (2019年3月25日). “'Bacurau' ganha Prêmio do Júri e faz história em Cannes” (ポルトガル語). 2019年9月14日閲覧。
  5. ^ Awards 2025”. Festival de Cannes. 2025年5月24日閲覧。
  6. ^ Filme brasileiro 'O Agente Secreto' vence dois prêmios no Festival de Cannes” (ポルトガル語). Veja. 2025年5月24日閲覧。

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