クリスクロスとは? わかりやすく解説

クリスクロス

作者今野緒雪

収載図書マリア様がみてる―クリスクロス
出版社集英社
刊行年月2007.1
シリーズ名コバルト文庫


クリス・クロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 14:19 UTC 版)

クリス・クロス
Kris Kross
出身地 アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
ジャンル ヒップホップ
活動期間 1990–1996
共同作業者 ダ・ブラット
ジャーメイン・デュプリ
スーパーキャット
メンバー クリス“マック・ダディ”ケリー
クリス“ダディ・マック”スミス

クリス・クロス: Kris Kross)は1990年代前半に活躍したアメリカ合衆国ティーンエイジラップデュオで、クリス“マック・ダディ”ケリー(: Chris "Mack Daddy" Kelly)とクリス“ダディ・マック”スミス(: Chris "Daddy Mack" Smith)の2人である。彼らの代表曲である「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した[1]。また、前後逆に服を着る彼らのファッションスタイル(dessorc style ※crossedの逆読み)でも知られていた。

来歴

幼馴染であるアトランタ出身のケリー(1978年8月11日生)スミス(1979年1月10日生)は、1990年にアトランタのショッピング・モールで当時18歳であるジャーメイン・デュプリにスカウトされた。

デュプリがプロデュースした彼らのデビュー・アルバム『Totally Krossed Out』は1992年にリリースされると、全米で400万枚売れるヒットとなった。また、同アルバムにも収録されているヒット・シングル「ジャンプ」は、1992年に全米シングルチャートで8週間1位を記録した[1]

彼らは1992年のマイケル・ジャクソンのデンジャラス・ワールド・ツアーや、「ジャム」のミュージック・ビデオに出演し、注目を浴びた。また、Run-D.M.C.の「Down with the King」や、TLCの「Hat 2 Da Back」のミュージック・ビデオにも出演した。彼らはテレビ番組「A Different World」のエピソードでも特集された。

1992年に「Kris Kross: Make My Video」と題した彼らを主人公にしたテレビゲームが発売された。このゲームはメガCD・ソフトで、彼らのヒット曲やミュージック・ビデオから構成されており、アメリカでのみ発売された。

クリス・クロスは1993年のテッド・デミの映画「Who's the Man?」に出演した。

1993年にリリースされた2ndアルバム『Da Bomb』はプラチナレコードを記録し、シングル「Alright」もヒットしたが、デビュー時の大ヒットには及ばなかった。彼らの曲はライバルであるダ・ヤングスタズやイリーガル、アナザー・バッド・クリエイションに向けられた。1996年初めにリリースされた3rdアルバム『Young, Rich & Dangerous』は、ゴールドディスクを記録した。そのアルバムには、ヒット曲が2曲(「Tonite's tha Night」「Live and Die for Hip Hop」)収録されていた。その後、彼らは世間から姿を消してしまった。

2007年、彼らが再結成するとの噂がたった[2]。スミスはソロ・アルバム『Urbane Expressions』をレコーディングしたが、リリースされなかった。ケリーは C.co records というレーベルをつくった。

2013年2月、ジャーメイン・デュプリが創設したレーベル、ソー・ソー・デフ・レコーディングスの20周年記念コンサートのため再結成[3]

2013年5月1日 ケリーがアメリカ・アトランタの自宅で死去した。34歳。死因はドラッグのオーバードーズであった。

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

アルバムの情報 チャート順位 認定
US US
R&B
UK AUS SWE AUT
1992 Totally Krossed Out
  • 1st スタジオ・アルバム
  • リリース日: 1992年3月17日
  • レーベル: Ruffhouse/Columbia Records
1 1 31 7 30 33
  • US: 4× プラチナ
  • CAN: 3× プラチナ
1993 Da Bomb
  • 2nd スタジオ・アルバム
  • リリース微: 1993年8月3日
  • レーベル: Ruffhouse/Columbia Records
13 2
  • US: プラチナ
  • CAN: ゴールド
1996 Young, Rich & Dangerous
  • 3rd スタジオ・アルバム
  • リリース日: 1996年1月9日
  • レーベル: Ruffhouse/Columbia Records
15 2
  • US: ゴールド
"—": チャートインしなかったことを示す

コンピレーション・アルバム

アルバムの情報
1996 Best of Kris Kross Remixed '92 '94 '96
  • 1st コンピレーション・アルバム
  • リリース日: 1996年11月26日
  • レーベル: Ruffhouse/Columbia Records
1998 Gonna Make U Jump
  • 2nd コンピレーション・アルバム
  • リリース日: 1998年4月28日
  • レーベル: Ruffhouse/Columbia Records

シングル

シングル 最高位 収録アルバム
US US Rap US R&B US Dance UK
1992 "Jump" 1 1 2 13 2 Totally Krossed Out
"Warm It Up" 13 1 3 23 16
"I Missed the Bus" 63 17 29 57
"It's a Shame" 11 55 31
1993 "Alright" 19 1 8 40 47 Da Bomb
"I'm Real" 84 8 45
1994 "Da Bomb" (with Da Brat) 25 74
1995 "Tonite's tha Night" 12 1 6 Young, Rich, & Dangerous
1996 "Live and Die for Hip Hop" 72 11 36
"—": チャートインしなかったことを示す

脚注

  1. ^ a b FM Fan編集部『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』共同通信社、1996年。ISBN 978-4-7641-0367-2 
  2. ^ VH1.com (2007年12月6日). “Kris Kross, Crazy Town, EMF, Extreme And More Unmemorable Reunions, In Our Year-End Top 10s”. 2010年7月2日閲覧。
  3. ^ 90年代初めに一世風靡したクリス・クロスが復活! 現在の姿は……”. Billboard JAPAN (2013年1月18日). 2024年10月26日閲覧。

外部リンク


クリスクロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:21 UTC 版)

マリア様がみてる」の記事における「クリスクロス」の解説

バレンタインイベント次期薔薇さまお宝探し”が進行する中、祐巳の気持ち誤解していたことに気づいた瞳子はある決意を。

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