クラウドサーフィング
英語:crowd surfing
ライブハウスで催されるロックバンド等のコンサート(ライブ)において、出演者が観客が、客席(フロア)にひしめく観客の頭上へ全身を上げ、あたかも波乗りのような格好で留まったり移動したりする状況のこと。
クラウド(crowd)は「群衆」「人混み」といった意味であり、サーフィング(surfing)は「波乗り」のことである。surfing は単独ではもっぱら「サーフィン」と表記されるが、crowd surfing を「クラウドサーフィン」と表記する例は少なく、たいてい「クラウドサーフィング」と表記される。
クラウドサーフィングでは観客の頭上に人が全身を上げる格好になり、下に位置する観客が強力して支え合うことになるが、その一体感もまた会場の熱気を高める効果をもたらす。他面、クラウドサーフィングのひしめきに乗じて、どさくさに紛れて女性の体を触ったり、あるいは女性をクラウドサーフィングの名目で頭上に上げて支持する名目で触ったりといった性的ハラスメントの現場と化す場合もあり、問題視されることがある。
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