クラウゼ ジグムント

ピティナ・ピアノ作曲家事典

クラウゼ ジグムント

【英】：Krauze, Zygmunt

[ポーランド]  1938

2008年8月 執筆者： 齊藤　紀子

　ポーランドのワルシャワに生まれた作曲家。ピアニストとしてもヨーロッパやアメリカの各地で活動している。音楽をワルシャワとパリで学び、前衛的な四重奏団を結成した。作品はテクスチュアの厚いものが多い。また、空間の可能性を追究した作品やマルチメディアを利用した作品もある。ピアノを編成に含むものには、《ピアノ協奏曲》（1976）や《ピアノとチェロのためのジークフリートとジークムント》（1988）などがある。

ピアノ独奏曲

作曲年代順  [ピアノ独奏曲]

3つのプレリュード／Trzy Preludia 1956

2つのインベンション／Dwie inwencje 1958

3つの練習曲／Trzy etiudy 1958

プレリュード・インテルメッツォ・ポストリュード／Preludium, Intermezzo, Postludium 1958

5つのピアノ曲／Fünf klavierstücke 1958

6つの民謡旋律／Szesc melodii ludowych 1958

ソナチネ／Sonatina na fotepian 1958

モノディとフーガ／Monodia i fuga 1959

こびと（地の精）の踊り／Tance Gnomów 1959

3つの小品／Tryptyk 1964

エスキス／Esquisse 1966-67

オルゴール・ワルツ／Music Box Waltz 1977

悪夢のタンゴ／Nightmare Tango 1987

鍵盤からスコアへ／From keyboad to score 1987

嫌われ者の歌／La chanson du mal – aimé 1990

リフレイン／Refrain 1993

管弦楽とピアノ

作曲年代順  [管弦楽とピアノ]

ピアノ協奏曲　第1番／Koncert Fortepianowy Nr.1 1976

ピアノ協奏曲　第2番／Koncert Fortepianowy Nr.2 1996