ギンヨウエニシダとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > マメ科 > ギンヨウエニシダの意味・解説 

ギンヨウエニシダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/08/13 16:05 UTC 版)

ギンヨウエニシダ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: ギンヨウエニシダ属 Argyrocytisus
: ギンヨウエニシダ A. battandieri
学名
Argyrocytisus battandieri
シノニム

Cytisus battandieri

ギンヨウエニシダ[要出典](銀葉金雀枝、学名:Argyrocytisus battandieri)は、マメ科の低木で、単型の属ギンヨウエニシダ属に属す唯一の種である。

学名の由来

属名はラテン語で銀色を意味するargyroとエニシダの意味のcytisusの合成語である。種名はフランスの植物学者ジュール・エメ・バタンディエール(Jules Aimé Battandier)にちなんだもの。

この属は1990年代後半に、エニシダ属(Cytisus)から分離して新設されたが、まだほとんど認知されておらず、ほとんどの図鑑や、種苗商のカタログなどでは、Cytisus battandieriとして掲載されている。

性状

モロッコ原産の、樹高4メートルくらいになる常緑の低木。枝も葉も青みを帯びた白色の絨毛で覆われており、動物の耳のような感触がある。枝は一年で2mほども伸びることがあるが、直径1センチも満たない細さで、ひどく華奢であるため、風に良く揺れる。葉は小さく、羽状の浅い切れ込みがある。花は6月ころに開花し、小さな黄色い蝶形花20-30輪からなる長さ10cmくらいの総状花序で、パイナップルまたはびわの実のような香りがある。

栽培

半耐寒性で、東京より暖かい地方では、戸外で栽培できる。栽培法はエニシダに準ずるが、風の強い地方には向かない。繁殖は実生による。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギンヨウエニシダ」の関連用語

ギンヨウエニシダのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギンヨウエニシダのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギンヨウエニシダ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS