キョスとは? わかりやすく解説

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きょ・す【挙す】

読み方:きょす

[動サ変上の位に取り立てる昇進させる

「覚成僧都法印に—・せらる」〈平家・三〉


きょ・す【×醵す】

読み方:きょす

[動サ変持ち寄る出し合う醵出する。

衆人これが為に金銭を—・し、これに資給してけり」〈中村訳・西国立志編


キョス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 07:57 UTC 版)

メフテルハーネで演奏されるキョス(右手前)

キョスペルシア語: کوس‎, 音写: kūs, トルコ語: Kös)は、メフテルや軍事音楽で使用される大型の太鼓。

概要

製の鍋型の胴に革を張った太鼓で、2つを一組として使用される[1][2]メフテルの中でも、特に軍隊の権威などを象徴する楽器として重要視されており[3]ラクダゾウの背中に乗せて演奏することもあった[4]。 また、ティンパニの原型となった楽器でもある[3]

脚注

  1. ^ 世界大百科事典内言及. “キョスとは”. コトバンク. 2020年12月29日閲覧。
  2. ^ メヘテルハーネ | 聖光学院管弦楽団” (2012年12月12日). 2020年12月29日閲覧。
  3. ^ a b 濱崎友絵. “11. 近代西アジアの音楽とヨーロッパ音楽との交渉:トルコを中心に―DSRシルクロードの音楽”. dsr.nii.ac.jp. 2020年12月29日閲覧。
  4. ^ メヘテルハーネ(キョス、ナッカーラ)”. saisaibatake.ame-zaiku.com. 2020年12月29日閲覧。


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