キャデラック・75リムジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:49 UTC 版)
「御料車」の記事における「キャデラック・75リムジン」の解説
1951年(昭和26年)に導入されたキャデラック・75リムジン。第二次世界大戦終結後に、イギリスやアメリカ、ソ連などの連合国の占領下にあったため、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の計らいにより、経年化が進んでいた上に、かつての同盟国で連合国にとっての敵国であったドイツ製のメルセデス・ベンツの代わりに、アメリカ車のキャデラックが採用された。 しかし、メルセデス・ベンツ770も同時に使用され続け、1957年(昭和32年)には正式な御料車という形ではなかったもののロールス・ロイス・シルバー・レイスが導入され、1961年(昭和36年)にもロールス・ロイス・ファントムVが追加導入されたため、このキャデラック・75リムジンはむしろ早期(19年)で引退した。
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