キャスター30
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/13 06:09 UTC 版)
「キャスター (ロケットモータ)」の記事における「キャスター30」の解説
キャスター120をベースに、低コストかつロバストな上段ステージとして開発が進められたのがキャスター30である。OSCが商業軌道輸送サービス用に開発したアンタレスロケット用の第2段モータのほか、ロッキード・マーチンのアテナIc用の第2段モータとして採用が予定されている。2009年12月10日に米空軍アーノルド工業開発センターにおいて初の高空燃焼試験が行われ、2013年4月にアンタレスロケットの初号機で初使用された。 キャスター30には、30A、30B、30XLの3タイプがあり、アンタレスロケットの打ち上げ能力向上のために順次切り替えられていく。30Aは長さ138インチ、直径92インチ、重量30,000ポンドであり、長さを延長すると共にノズルを延長して打ち上げ能力を増強した30XLでは長さ236インチ、重量58,000ポンドになる。
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