ガングリオンとは? わかりやすく解説

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ガングリオン【ganglion】

読み方:がんぐりおん

《塊(かたまり)の意》

手首足首・膝(ひざ)などの関節を包む膜や腱鞘(けんしょう)に、粘液物質たまってできる袋状のこぶ。良性腫瘍(しゅよう)で悪性化することはない。結節腫

神経節(しんけいせつ)


ガングリオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/10 22:07 UTC 版)

ガングリオン
左手甲の付け根にできたガングリオン
概要
診療科 リウマチ学
分類および外部参照情報
ICD-10 M67.4
ICD-9-CM 727.4
DiseasesDB 31229
eMedicine orthoped/493

ガングリオン: ganglion cyst)、結節腫(けっせつしゅ)は、手足などの関節にできる腫瘤。欧米ではしばしば聖書ダコ(せいしょダコ、: Bible bump)と呼ばれる。

概要

関節近くにある膜や粘液嚢胞にゼリー状の液体がたまる弾力性の腫瘤で、超音波検査上は低エコーの病変である。液体は穿刺吸引が可能である。内容物が線維化すると硬結と触知され、やや高エコーとなり穿刺吸引できなくなる。無症状だが、神経や腱を圧迫すると痛みを生じる。メルクマニュアル家庭版は女性に好発としている[1]が、発症要因は不明である。俗に「軟骨が出た」との誤解もみられる。

治療法

自然消失もみられるが、痛みがある場合は内包物を吸引や切開術などで除去する。処置後の再発もみられる。

その他

脚注

  1. ^ Ganglia - 08. 骨、関節、筋肉の病気 - MSDマニュアル家庭版

関連項目


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