ガリアの雄鶏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 08:19 UTC 版)
雄鶏は「ガリアの雄鶏」としてフランスの象徴とされている。古銭や墓石などの確実な証拠がないため起源は明確になってはいないが、ラテン語の gallus が「雄鶏」と「ガリア」 の2つの意味を持っていたことが原因だと考えられている。1789年のフランス革命では、国章に描かれたブルボン家の紋章が雄鶏に差し替えられた。さらに皇帝に即位したナポレオンは雄鶏を鷲に変えたが、復古王政で鷲は使われなくなった。その後、7月革命で再び雄鶏が使われるようになったが、1852年には再度鷲に変更された。 今日では、ガリアの雄鶏はベルギーのワロン地域およびフランス語共同体やサッカーフランス代表の紋章に使われている。 フランスオリンピック委員会は、2015年4月からロゴにモダン化したガリアの雄鶏を用いている。
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