ガフの部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 18:25 UTC 版)
ガフの部屋(ガフのへや、chamber of guf)とは、ヘブライ人の伝説にある、神の館にある魂の住む部屋のこと。ガフ(guf)はヘブライ語で体を意味する。
伝説の内容
この世に生まれてくるすべての子供達は、この部屋で魂を授かり生まれてくる。スズメはこのガフの部屋から降りてくる魂を見ることができるとされ、スズメのさえずりは子供が誕生する前兆である。また、魂がガフの部屋からなくなると、魂を持たない子供が生まれスズメは鳴くのをやめてしまう。そのため、スズメがさえずるのをやめるのは世界の破滅の前兆とされる。
引用された作品
- 新世紀エヴァンゲリオン - 魂を持たぬまま水槽に浮く多数の「綾波レイ」たちを前に、赤木リツコが「ガフの部屋は空っぽだった」と発言している。
- ルドラの秘宝 - 冥界に存在する魂の再生装置が置かれた場所が「ガフの間」と呼ばれる。
- 第七の予言
ガフの部屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 15:14 UTC 版)
「新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧」の記事における「ガフの部屋」の解説
全ての生命の魂が入れられている部屋、場、座であり、生命はこの部屋で魂を授かり、生まれ、また魂が還るところでもある。白き月と黒き月がガフの部屋に該当し(つまり2つある)、白き月は使徒(アダム系)の、黒き月は人間(リリス系)のガフの部屋である。テレビアニメ版の第弐拾参話においてリツコが放った「ガフの部屋は空っぽだった」との台詞が初出であり、これは白き月のガフの部屋が空っぽだったことを示す(人間のガフの部屋は空っぽではない)。それ以外の説明はなかったため、劇場版公開まで謎とされていた。
※この「ガフの部屋」の解説は、「新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧」の解説の一部です。
「ガフの部屋」を含む「新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧」の記事については、「新世紀エヴァンゲリオンの用語一覧」の概要を参照ください。
- ガフの部屋のページへのリンク