カルルセフニの探検
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/09 07:24 UTC 版)
「グリーンランド人のサガ」の記事における「カルルセフニの探検」の解説
ソルステインが埋葬された夏、ノルウェーからグリーンランドにソルフィン・カルルセフニの船が到着した。彼は裕福な男で、グズルーズに恋をして彼女と結婚する。カルルセフニは妻と他の人々からヴィンランドへの航海を勧められる。彼は承諾し、60人の男性と5人の女性を雇い入れる。カルルセフニの船団はレイフとソルヴァルドの小屋に無事到着し、良好な状態で冬を越す。 次の夏、毛皮を持ったスクレリングの一団が交易にやってくる。先住民は武器を欲しがるが、カルルセフニは武器を交換することを禁じる。かわりにスクレリングに牛乳をすすめ、交易は成功する。 2度目の冬のはじめにスクレリングが2度目の交易にやってくる。このときカルルセフニの仲間の一人が、ノース人の武器に手を伸ばしたスクレリングを殺す。スクレリングたちは逃げ出すが、カルルセフニは先住民が怒って大勢で戻ってくると予想し、戦闘の準備をする。スクレリングがもどってきてノース人と戦闘になる。カルルセフニは残りの冬はそこにとどまり、次の春にグリーンランドに帰還する。ヴィンランドにいる間に、カルルセフニとグズルーズはスノッリ・ソルフィンズソンをもうける。
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