オーベール駅とは? わかりやすく解説

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オーベール駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/17 05:14 UTC 版)

オーベール駅
オーベール通り出入り口
Auber
所在地 パリ9区
所属事業者 パリ交通公団(RATP)
所属路線 RER A線
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1971年11月23日
乗換
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オーベール駅フランス語: Gare d'Auber Auberの発音例)はフランスパリ9区にある、RER A線の駅。

概要

オペラ駅をはじめ3つの隣接駅と地下通路で連絡しており、完成当時は世界最大の地下建築物であった。RER A線が走り、また隣接駅を含めるとメトロ378号線9号線およびRER E線と接続する。さらに地下通路を歩いてターミナル駅の一つサン・ラザール駅へ連絡することも出来るが、駅3つ分を歩くことになるのでメトロ3号線に乗ったほうが早い。作曲家ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベールに由来するオペラ座左側に面する通りの名であるオーベール通りフランス語版Rue Auber)にこの駅の主要出入口がある。

歴史

建築家アンドレ・ヴォジャンスキーの指揮の下、インテリアデザイナーアラン・リシャールフランス語版アンドレ・モンポワフランス語版の協力を得て1968年から建設、1971年11月に駅が開業。

利用客から老朽化等による不満が挙がっていたが[1]2017年から改修工事開始し2022年に完了[2]

駅構造

改札口
改札内地下中2階コンコース
ホーム

長さ225メートル、幅24メートルの相対式ホーム2面2線を有する地下駅。当駅を建設する際、幅40メートル、高さ20メートル、長さ250メートルの空洞を掘削する必要があり、市街地地下にある堆積岩の層が掘削された[3]。改札階からホーム階まで地下中2階が設けられるほどの広い地下スペースがある。駅全体の防水対策として地下空間全体は厚さ7メートル、高さ10メートルのコンクリートで覆われている[3]

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1 A線 西方面 サン=ジェルマン=アン=レー英語版フランス語版ポワシー英語版フランス語版セルジー・ル・オー英語版フランス語版方面
2 東方面 ボワシー=サン=レジェマルヌ=ラ=ヴァレ=シェシー方面

利用状況

RATPによると、2021年の年間乗客数は6,549,601人[4]

駅周辺

連絡駅

隣の駅

RER
A線
シャルル・ド・ゴール=エトワール駅 - オーベール駅 - シャトレ-レ・アル駅

脚注

  1. ^ Station RER: Auber, pourquoi es-tu si sale?” (article de 2014). 2018年2月2日閲覧。.
  2. ^ Rénovation en vue pour la station Auber” (2017年3月20日). 2018年2月2日閲覧。.
  3. ^ a b Gérondeau, Christian (2003). La Saga du RER et le maillon manquant. Presse de l'École nationale des ponts et chaussées. ISBN 2-85978-368-7.
  4. ^ Données publiques - RATP: “Trafic annuel entrant par station du réseau ferré”. 2024年1月24日閲覧。.
  5. ^ ユニクロのグローバル旗艦店「パリ オペラ店」 パリのリズムに合わせて" 9月15日リニューアルオープン 国立オペラ座とのパートナーシップもスタート

関連項目

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