オンノジとは? わかりやすく解説

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おん‐の‐じ【御の字】

読み方:おんのじ

江戸初期遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》

非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費この程度で済めば—だ」

最上のもの。

「—の太夫」〈浮・諸艶大鑑・八〉

[補説] 1について、文化庁発表した国語に関する世論調査」で、「70取れれば御の字だ」を、「大いありがた」と「一応、納得できる」の、どちらの意味だと思うかを尋ねたところ、次のような結果出た

 平成20年調査平成30年度調査
大いありがた
本来の意味とされる
38.5パーセント36.6パーセント
一応、納得できる
本来の意味ではない)
51.4パーセント49.9パーセント


オンノジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/04 10:41 UTC 版)

オンノジ』は、施川ユウキによる日本ギャグ4コマ漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店、第2第4火曜日発売)にて2011年10号(2011年4月26日発売)[1]から2013年6号(2013年2月26日発売)まで連載。全46話。

目次

概要

『ヤングチャンピオン』においては、『森のテグー』の連載終了(2010年10月)以降半年ぶりの連載作品[2]

タイトルの「オンノジ」について、vol.1の扉絵では【御の字】・・・[非常に結構なこと。ありがたいこと。「御」の字をつけてよぶべきほどのもの]と説明された。その後主人公のミヤコがもう片方の登場人物であるフラミンゴを「オンノジ」と命名した。

掲載ページ数は毎回4ページ。1ページに4コマ漫画が2本掲載される。なお1ページ目はページ右半分にタイトルロゴとミヤコの一言ネタが描かれるため、1回において4コマは通常7本描かれる。

あらすじ

ある日、突然、世界から人がいなくなった。人っ子ひとり、猫の子1匹いなくなった街を、ただ1人残された女の子・ミヤコが流離う。誰もいない町で、笑ったり怒ったり驚いたり赤面したりするミヤコは、やがて街に自分以外の“何か”がいることに気付く。人間なのか、それ以外の何かなのか、何も分からない“それ”を、ミヤコはオンノジと呼ぶことにした。

その後ミヤコはオンノジと接触し、その正体は人間が変化したフラミンゴだと知る。そこからミヤコとオンノジの、2人(1人と1匹)しかいない世界を巡るエピソードが描かれていく。

登場キャラクター

ミヤコ
主人公。人間も動物も、生物が何もかもいなくなった世界に、何故か1人だけ消えることなく残された少女。想像力が豊かで、様々な空想をして過ごしている。人恋しさを感じることもあるが、街を1人歩き回りながら、元気に過ごしている。人が居なくなった世界に順応したために、食料品を窃盗することに留まらずデパートのマネキンを壊したり回転寿司のレールで遊んだりと奔放に暮らしている。オンノジと初めて会話を交わした時に、自分が過去の記憶を失っていることに気付く。
オンノジ
ミヤコと同じく、生き物(ミヤコ除く)全てが消えた世界で暮らすフラミンゴ。ミヤコよりは常識的でありツッコミ役。元は普通の男子中学生だったが、ある日起床すると、自分以外の生き物が消えており、かつ自身はフラミンゴに変化していた。「オンノジ」というのはミヤコに付けられたあだ名。ミヤコと異なり以前の記憶はあり、自宅や人間時代の写真が残っている。本が持ちにくくなっているなど、人間時代と比べると手足の動作に多少不便が生じているが、基本的には器用にギターを弾いたりスケボーに乗ったりできるようになっている。また背にミヤコを乗せて歩くこともできる。

単行本

  • 施川ユウキ 『オンノジ』秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、全1巻
    1. 2013年4月19日発売 ISBN 978-4-253-14294-6

脚注

  1. ^ AKITA Web Station - 『ヤングチャンピオン』2011年No.10より。
  2. ^ なお『Eleganceイブ』にて『寝ろ、起きろ、学校行け!』の連載も、当連載の開始と同日に始まった。

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