オヒルムシロとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 難読語辞典 > オヒルムシロの意味・解説 

雄蛭蓆

読み方:オヒルムシロ(ohirumushiro)

ヒルムシロ科沈水多年草


雄蛭蓆

読み方:オヒルムシロ(ohirumushiro)

ヒルムシロ科沈水多年草

学名 Potamogeton natans


オヒルムシロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 08:36 UTC 版)

オヒルムシロ
オヒルムシロ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
: ヒルムシロ属 Potamogeton
: オヒルムシロ P. natans
学名
Potamogeton natans
L.
和名
オヒルムシロ
英名
Broad-leaved Pondweed
Floating Pondweed
Floating-leaf pondweed

オヒルムシロ (Potamogeton natans) は、ヒルムシロ科ヒルムシロ属水草

分布

日本を含む、北半球の温帯域に分布する[1]。日本では北海道から九州に分布しているが、東日本に多く、関西以西では稀[2]

形態

浮葉

地下茎から茎を伸ばし、水中に伸びる茎は2-3mに達することもある[1]。オヒルムシロは、同じ植物体に浮葉と沈水葉をつける。浮葉は長楕円形で、長さ5-12cm、幅2-5cm、10-18cmの葉柄をもつ[1]。沈水葉は線形で、長さ12-30cm、幅0.5-2mm[1]托葉は4-17cm。

花期は5-8月、穂状花序で、花茎は5-12cm、花穂は3-5cm。果実は倒卵形で、長さ4-5mm[3]。冬には殖芽を形成して、無性的に繁殖する[4]

類似種

同属のヒルムシロやフトヒルムシロに似る。同定のためには沈水葉や果実の形態を見る必要がある。

利用

特に利用されない。

脚注

  1. ^ a b c d 角野康郎『日本水草図鑑』文一総合出版、1994年。  p.32
  2. ^ 愛媛県レッドデータブック | 高等植物 | オヒルムシロ”. www.pref.ehime.jp. 2025年8月2日閲覧。
  3. ^ Rose, Francis (2006). The Wild Flower Key. Frederick Warne & Co. pp. 490–491. ISBN 978-0723251750 
  4. ^ 愛媛県レッドデータブック(2010年8月10日閲覧)

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オヒルムシロ」の関連用語

オヒルムシロのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オヒルムシロのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオヒルムシロ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS