オデッサ滞在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:57 UTC 版)
1886年8月9日にブルガリア公国で親ロシア派将校のグループがクーデターを起こし、公アレクサンダル1世は追放されるが、政治家ステファン・スタンボロフはアレクサンダル公の権力を回復するため反クーデター派を率いて対抗した。ヴァゾフは反ロシア派暫定政府のステファン・スタンボロフによる親ロシア派に対する弾圧を逃れるため、1886年の夏にロシア帝国のオデッサに渡った。オデッサに滞在中 (1886年から1889年まで)、小説『軛の下で』(ブルガリア語 Под игото)を著した。『軛の下で』(松永緑弥訳、恒文社)は30以上の言語に翻訳されている。
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