エレクトロニックパワーシフト
ダイムラー・ベンツが1980年代後期に開発した大型トラック、バス用の半自動型手動ギヤボックス。略称EPS。発進時および後退時の微妙な操作用にクラッチペダルが付いているが、通常の変速操作にはクラッチが自動的に断接する。シフトスケジュールが計器板に示されており、車速が上がってアップシフトのタイミングになると、シフトレバーを前に押し、自動的にアップシフトさせる。ダウンシフトはこの逆である。ギヤボックス本体は従来のものであり、改造して手動型にもどすことができる。全自動化を狙ったいすゞ のNAVIに対し、中間型といえる。
- エレクトロニックパワーシフトのページへのリンク