エネルギー状態密度とは? わかりやすく解説

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エネルギー状態密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/09 20:03 UTC 版)

状態密度」の記事における「エネルギー状態密度」の解説

DOS計算最後として、あるエネルギー E {\displaystyle E} に対して 定まる区間 [E, E+dE] に含まれる体積あたりの状態数計算する一般的な系の DOS次のような形式となる。 D n ( E ) = d Ω n ( E ) d E {\displaystyle D_{n}\left(E\right)={\frac {\mathrm {d} \Omega _{n}(E)}{\mathrm {d} E}}} ここまでの式は、分散関係単調増加する球対称な系に対してのみ成り立つ。 一般に分散関係 E(k) は球対称ではなく単調増加でもないことが多い。D を E の関数として分散関係 E(k) の逆関数用いてここまでの式中に現われていた k の関数 Ωn(k) をエネルギー関数 Ωn(E) に置き換える必要がある。これは分散関係球対称でなかったり単調増加しなかったりする場合は容易ではなく、ほとんどの場合において DOS数値的に計算されるより詳細導出もある。

※この「エネルギー状態密度」の解説は、「状態密度」の解説の一部です。
「エネルギー状態密度」を含む「状態密度」の記事については、「状態密度」の概要を参照ください。

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